【おすすめTED解説】「Whyから始めよ」「ゴールデンサークル理論」を改めて学び直そう

TED Talks 解説

こんにちは、ricaです。

TED talks を300コンテンツ以上視聴してきた私が、おすすめの TED talks を解説付きで紹介します。

Talkの内容を要約しながら英単語やフレーズなどピックアップしています。

英語学習にも、日々の学びにもお役立ていただけると思いますので是非ご覧ください♩

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今日はTEDTalksのなかでもとびきり有名なサイモンシネックさんの「優れたリーダーはどうやって行動を起こすか」をピックアップします。

有名なプレゼンなので、ご存知の方も多いと思いますが、

「昔観たけど忘れちゃった」「聞いたことはあるけど内容はよく知らない」

という方も多いと思います。

このプレゼンは、一言でいうと「人を動かすためには何をどう伝えたら良いか」語られているTalkです。

邦題は「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」となっているので、リーダーシップに必要な条件や要素などについて語られているのかと一瞬想像しますが、

メインのメッセージは世の中に変革を起こす人たちはどのように考えているのか、

Apple、キング牧師、ライト兄弟など、世の中に変革を起こした偉人たちが何をどう考え、それをどう人に伝えることで成功してきたのか、紐解いていきます。

10年以上前のtalkではありますが、内容は本質的で全く色褪せません。

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How great leaders inspire action
優れたリーダーはどうやって行動を促すか

Simon Sinek
サイモン シネック

2009年9月
18:04

話すスピードの速さ★★★★☆
動画の長さ★★★☆☆
語彙の難しさ★★★☆☆
アクセントの難しさ★★☆☆☆
笑いどころの多さ★★☆☆

このtalkの著書はこちら👇

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Apple、キング牧師、ライト兄弟に共通すること

How do you explain when things don’t go as we assume?
Or better, how do you explain when others are able to achieve things that seem to defy all of the assumptions?

物事がうまく行かなかったときに それをどう説明しますか? 
あるいは常識を全てひっくり返すようなことを 誰かが成し遂げたときに それをどう説明しますか? 

NEW WORD

defy:逆らう、反抗する、拒否する

rica
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シネックさんはここでAppleを例に挙げます。
Appleはなぜinnovativeなのか?

他のコンピュータ会社と同じような人材を集め、

同じような代理店やコンサルタントやメディアを使っているという点は変わらないのに、

Appleだけがなぜ変革をし続けているのか?
(ちなみに10年前のプレゼンです。今の時代だとAmazonやGoogleなども例に挙げられるかもしれませんね。)

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そして、キング牧師も。

He wasn’t the only man who suffered in pre-civil rights America,
and he certainly wasn’t the only great orator of the day. 

市民権運動以前のアメリカで 苦しんでいたのは彼だけではありません 彼だけが優れた演説家だったわけでもありません

NEW WORD

orator:演説家

「オラター」と読みます。

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そしてライト兄弟

人材や資金に恵まれた他のグループを負かして、彼らが成功したのはなぜでしょうか。

As it turns out, all the great inspiring leaders and organizations in the world,
whether it’s Apple or Martin Luther King or the Wright brothers, they all think, act and communicate the exact same way.

わかったのは 偉大で人を動かす 指導者や組織は全て
アップルでも マーチン ルーサー キングでも ライト兄弟でも 考え 行動し 伝える仕方が まったく同じなのです

And it’s the complete opposite to everyone else.

そしてそのやり方は 他の人達とは正反対なのです 

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シネックさんはこれを定式化し、ゴールデンサークルと名付けます。

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ゴールデンサークルとは何か

This little idea explains why some organizations and some leaders are able to inspire where others aren’t.

この小さなアイデアで ある組織やリーダーが なぜ 他にはない力を得るのか説明できます

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以下の図は、プレゼン中にシネックさんが書いた概念図をもとに私が作成しました。

一般人と、Appleやキング牧師、ライト兄弟などの成功者の思考プロセスの違いを図示したものです。

talk内容をもとにrica作成。このあと解説します。
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まずこの3つの単語の定義です。

 

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自分の仕事や、学校での勉強を想像してみてください。

What:  自分が何をしているか。(例えば、自分は営業の仕事をしている、など)
How:それをどうやってやっているか。(他社との差別化ポイントをアピールすることで売り込んでいる、など)
Why:なぜ、それをやっているのか。(この商品を世の中に広めることで、新しい価値を創出し人々の暮らしを変革させる、など)

 

rica
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What、Howまでは分かっている人も多いんです。
でもWhy?はほとんどの人が分かっていません。

ちなみに「利益」は結果であって、Why?ではありません。
Whyについて、シネックさんはこう語ります。

What’s your purpose? What’s your cause? What’s your belief? Why does your organization exist? Why do you get out of bed in the morning? And why should anyone care?

「なぜ」というときには 目的を問うています 何のために? 何を信じているのか? その組織の存在する理由は何か? 何のために朝起きるのか? なぜそれが大事なのか?

rica
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先ほどの図を見てください。

一般人と成功者の矢印があります。

我々一般人が何か行動を起こす時の思考プロセスは、WhatからWhyに向かっています。

でも、優れたリーダーというのは逆なのです。WhyからWhatに向かいます。

rica
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う〜ん、分かるような分からないような。。と、思いましたよね?(笑)

この後、もう少し具体例を挙げて説明してくれます。

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Appleを例に詳しく解説(これでゴールデンサークルとは何なのか理解できるはず!)

Let me give you an example. I use Apple because they’re easy to understand and everybody gets it.

例を示しましょう 私がアップル製品を使っている理由は分かりやすく誰でも理解できるから

If Apple were like everyone else, a marketing message from them might sound like this:
 “We make great computers. They’re beautifully designed, simple to use and user friendly. Want to buy one?” 

アップルが他の会社と同じだったら こんな CM を作るでしょう
「我々のコンピュータは素晴らしく 美しいデザインで簡単に使え ユーザフレンドリー ひとついかがですか?」

rica
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この謳い文句はWhat(make great computer)とHow(beautifully designed,simpke to use,user friendly)を並べただけのものです。

Whyについては触れられていません。

That’s how most of us communicate.
That’s how most marketing and sales are done, that’s how we communicate interpersonally.

我々のほとんどはこんなふうに伝えます
マーケティングや売り込みもそう 我々の対話のほとんどが そんなふうに行われます

NEW WORD

interpersonally:個人間の

rica
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一般人は何をしてそれがどう優れているのかを伝え、相手に商品の購入や表の投票などのアクションを促します。

では、成功者Appleの場合は?

“Everything we do, we believe in challenging the status quo. We believe in thinking differently. The way we challenge the status quo is by making our products beautifully designed, simple to use and user friendly. We just happen to make great computers. Want to buy one?”

「我々のすることはすべて 世界を変えるという信念で行っています 違う考え方に価値があると信じています 私たちが世界を変える手段は 美しくデザインされ 簡単に使えて 親しみやすい製品です こうして素晴らしいコンピュータができあがりました」

NEW WORD

status quo:現状維持

ビジネス系のプレゼンによく出てくる表現です。

rica
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どうですか?興味が湧いて、ひとつ欲しくなっちゃいますよね?

つまり、Appleは世界の変革に挑戦している。

それを実現するための手段として、美しくてユーザーフレンドリーなコンピュータを作っている、というわけですね。
先程のWhat、Howを並べただけのよくある謳い文句との違いは、順番が逆になっていることです。
人は「何を」ではなく、「なぜ」に動かされるということです。

rica
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シネックさんの考えはこうです。

The goal is not to do business with everybody who needs what you have. The goal is to do business with people who believe what you believe. 

自分が提供するものを必要とする人と ビジネスするのではなく 自分の信じることを信じる人と ビジネスするのを 目標とすべきなのです

ゴールデンサークル理論は科学的根拠に基づいている

Here’s the best part: None of what I’m telling you is my opinion.
It’s all grounded in the tenets of biology. Not psychology, biology.

私がお話していることは私の意見ではなく 全ては生物学の原理に基づいていることです 心理学ではなく生物学です

NEW WORD

tenet:主義、教義

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ここから先は専門用語とちょっと込み入った話になるので、まとめるとこうです。

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人間の脳をパカっと開けてみると、「分析的な思考や言語に対応する大脳新皮質」「感情・信頼・忠誠心を司る大脳辺縁系」に分かれています。

WhatやHowに当たる部分が大脳新皮質Whyにあたる部分が大脳辺縁系です。

外から中のコミュニケーションをおこなっているときは機能やメリットや数字情報を扱うので大脳新皮質で処理されます。でも行動にうつすことはできないらしいです。

一方で中から外へのコミュニケーションをおこなっているときは、行動を制御する脳の部分と直接コミュニケーションすることができるそうです。
「言ってることは分かるけど、納得感がない」という時は、大脳辺縁系が動いています。

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この事実を踏まえた上でのシネックさんのメッセージはこうです。

The goal is not just to sell to people who need what you have; the goal is to sell to people who believe what you believe.

自分の商品を必要とする人に売るのではなく 自分が信じるものを信じてくれる人に売ることを目指すべきです

rica
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自分の感情や信念に触れ、共感や納得を得ない限り、人を動かすことは難しいということですね。

あまり知られていない、ライト兄弟のライバルの失態

rica
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有人動力飛行の領域では、ライト兄弟の競合にあたる存在として

サミュエル・ピエールポント・ラングレーという人がいたそうです。

ラングレーは成功に必要な条件と言われる3つの条件を満たしていました。

まず資金力。

政府からお金をもらっていたそうなのでこれは十分です。

次に、人材。

He held a seat at Harvard and worked at the Smithsonian and was extremely well-connected;
he knew all the big minds of the day.

ハーバード大に在籍し スミソニアン博物館で働いていた彼は 人脈豊富です
当時の頭脳たちと通じていました

NEW WORD

hold a seat:「座席を確保する」「議席を持つ」等の意味ですが、後ろにハーバードが来ているので「ハーバード大に在籍」が正しいですね。

NEW WORD

well-connected:良い縁故のある

NEW WORD

big mind:大きな心?どういうこと?と思い「mind」を調べてみると、「~な知性の持ち主」という意味がありました。

NEW WORD

of the day:簡単な単語の集まりですが、「当時の」という意味があります。

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最後に、市況。

He hired the best minds money could find and the market conditions were fantastic. 

金にものを言わせて最高の 人材を集めました 市場の環境は絶好

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ここでもthe best mindsが出てきましたね。

The New York Times followed him around everywhere, and everyone was rooting for Langley.

ニューヨークタイムズは彼を追い掛け回し みんなラングレーを応援していました

NEW WORD

root for:応援する、味方する

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一方、ライト兄弟はと言うと。

彼らはこの3つの要素(資金力、人材、市況)とは無縁でした。

They had no money; they paid for their dream with the proceeds from their bicycle shop.

お金がなく 夢に挑む資金は自分たちの自転車店から持ち出しで

NEW WORD

pay for:〜の支払いをする、代金を払う

彼らは自転車屋を営んでいたんですね。そこの売上金を彼らの夢の支払いに充てていた、というニュアンスの文章ですね。

NEW WORD

proceed(名詞):売上高、売上金

動詞で使う場合にはおなじみ「進む」の意味で使われることが多いですね。

rica
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二人とも大学を出ていないし、ニューヨークタイムズに追いかけられたりもしていない。

The difference was, Orville and Wilbur were driven by a cause, by a purpose, by a belief.
They believed that if they could figure out this flying machine, it’ll change the course of the world.

 違っていたことは オーヴィルとウィルバーが大義と 理想と信念に動かされていたということです
彼らはもしこの飛行機械を 作り上げることができたら それは世界を変えることになると信じていました

And lo and behold, look what happened.

そして どうなったのでしょうか

NEW WORD

lo and behold:驚いたことに

The people who believed in the Wright brothers’ dream worked with them with blood and sweat and tears. The others just worked for the paycheck.

ライト兄弟の夢を信じた人々は 血と汗と涙を流して共に働きました もう一方のチームはただ給与のために働きます

rica
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そしてついに1903年12月、ライト兄弟は初飛行に成功。

ラングレーのチームはただ富と名声のために働いていました。

そしてラングレーはライト兄弟の成果を上回るべく努力はせず、すぐにやめてしまいました。

イノベーション普及の法則

People don’t buy what you do; they buy why you do it.
If you talk about what you believe, you will attract those who believe what you believe.
But why is it important to attract those who believe what you believe?

人は「何を」ではなく「なぜ」に動かされるのです
そして自分が信じていることについて語れば そのことを信じてくれる人たちを惹きつけるでしょう
ではなぜ自分の信念を信じてくれる人を引き付けることが重要なのでしょう

Something called the law of diffusion of innovation, if you don’t know the law, you know the terminology.

「イノベーションの普及の法則」と呼ばれるものがあります もしも知らないなら言葉を覚えてください

NEW WORD

diffusion:普及

NEW WORD

terminology:用語

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ちなみに、イノベーターとかアーリーアダプターとかのアレです。

有名な法則なので、知っているよという人もいそうですね。

この法則はマーケティングの領域でよく使われていて、新しいプロダクトやサービスが市場に出てきた際に、消費者は5つのセグメントに分類されるというものです。

この法則についてはあらゆる書籍やWebサイトなどで紹介されているので詳しい説明は省きますが、概要はこうです。

イノベータ:人口の2.5%。新商品を「新しいから」という理由だけで積極的に試す層。
アーリーアダプター:人口の13.5%。「新しい」だけでなく、「メリットを感じられる」のであれば積極的に試す。
アーリーマジョリティ:人口の34.0%。新しい商品には慎重で、アーリーアダプターの動きを見て商品を購入する。
レイト・マジョリティ:人口の34.0%。新商品の購入にはとても慎重で、市場全体で大多数の人が使用しているのを確認してから手を出すタイプ。
ラガード:人口の16%。十分に市場に浸透し、当たり前の状態になるまで購入しない。

if you want mass-market success or mass-market acceptance of an idea,
you cannot have it until you achieve this tipping point between 15 and 18 percent market penetration,
and then the system tips. 

マスマーケットで成功したいなら あるいはアイデアを幅広く受け入れて欲しいなら
そのためには 臨界点である 15から18パーセントの市場浸透率が必要ということです
そこまで行くと 状況が一変します

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tipping point:転換点

NEW WORD

penetration:浸透、貫通

market penetrationで「市場浸透率」といった意味合いですね。

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アーリーアダプタ層にも受け入れられている状態を目指さない限り、マスへの浸透は難しいということですね。

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この法則に関する成功例と失敗例も挙げています。
まず失敗例。アメリカのビデオレコーダー会社のTiVoです。
当時は市場に投入されている唯一の高品質製品でした。

資金や市況も良く、ビジネスには最適な条件が揃っていました。
しかし彼らのビジネスは失敗したそうです。

They’ve never made money.
And when they went IPO, their stock was at about 30 or 40 dollars and then plummeted, and it’s never traded above 10.

でも商業的には失敗でした
お金を生み出せなかったのです 株式公開をしたときの株価は 30-40ドルでしたが それから急落して10ドル以上で取引されることはありませんでした

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plummet:「プラメット」と読みます。名詞では「おもり」の意味ですが、動詞では「急落する」の意味になります。

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なぜ、失敗してしまったのか?

彼らの売り込み文句はこうでした。

They said, “We have a product that pauses live TV, skips commercials,
rewinds live TV and memorizes your viewing habits without you even asking.

「生放送を一時停止したりCMをスキップしたり
巻き戻して見たりできるテレビです どんな番組が好きかを 頼まなくとも記憶してくれます」

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rewind:巻き戻す

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どこがダメか分かりますか?

彼らはこう言うべきだったのです。

 “If you’re the kind of person who likes to have total control over every aspect of your life, boy, do we have a product for you.
It pauses live TV, skips commercials, memorizes your viewing habits, etc., etc.”

「自分の生活のあらゆる側面を 自分でコントロールしたいという方には ぴったりの製品が ここにあります
生放送を一時停止したり CM をスキップしたり 好みの番組を記憶します などなど」

I have a planではなく、I have a dream

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今度は成功例についてです。

In the summer of 1963, 250,000 people showed up on the mall in Washington to hear Dr. King speak.

1963 年の夏のこと 25万人もの人が集まって ワシントンの通りを埋め尽くし キング師の演説に耳を傾けました

NEW WORD

show up:現れる、姿を見せる

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いったい彼の何が人々の心に刺さったのか。

He didn’t go around telling people what needed to change in America.
He went around and told people what he believed. “I believe, I believe, I believe,” he told people.

彼はアメリカを変えるために何が必要かなどを説かず
彼は自分が信じることを語ったのです 「私は信じている 信じている 信じている」 と語りました

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集まった聴衆は彼のためにわざわざ炎天下の中集まったのではありません。

自分自身の信じることのために、キング牧師の話を聞きに集まったのです。

By the way, he gave the “I have a dream” speech, not the “I have a plan” speech. 

その中で「私には夢がある」という演説をしたのです 「私にはプランがある」という演説ではありません (笑)

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そしてシネックさんは最後にこう締めくくります。

there are leaders and there are those who lead.
Leaders hold a position of power or authority, but those who lead inspire us.
Whether they’re individuals or organizations, we follow those who lead, not because we have to, but because we want to. 
We follow those who lead, not for them, but for ourselves. 
And it’s those who start with “why” that have the ability to inspire those around them or find others who inspire them. 

リーダーと 導く人は違います
リーダーというのは 権威や権力の座にある人です でも導く人というのは 皆を動かすのです
個人であれ組織であれ 我々が導く人に従うのは そうしなければならないからではなく そうしたいからです
導く人に従うのは 彼らのためでなく 自分自身のためです
そして「なぜ」から始める人が 周りの人を動かし さらに周りを動かす人を見出せる 力を持つのです 

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いかがでしたか?

人は「何を」ではなく「なぜ」に心を動かされるということがとても良く分かりました。

WhatやHowしかないものって、例えそれがどんなに表面上魅力的でも、薄っぺらく見えてしまうんですよね。

人を動かすためにはWhyを伝え、理解して共感してもらう。

どんな時にもそのステップを忘れに実践していきたいと思います。

それでは♡

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