英語学習に疲れた人におすすめしたい多聴。効果的なやり方とおすすめ教材を紹介します

おすすめ英語学習法

こんにちは、ricaです。

独学で英語を1日3時間勉強し、1年でTOEIC920点、日常会話がそこそこできるようになるまで成長したアラサー外資系OLの私が、効果的だった勉強について紹介しています。

 

この勉強法に向いている人

  • 文法書や単語帳はあまり必要のなくなってきた中〜上級者の方
  • リスニングの集中力がなかなか続かない方
  • いろいろな勉強方法を試してみたけど、マンネリしてきた方
  • 日本にいながら英語に触れ続けることで英語力を伸ばしたい方
  • 英語学習に疲れてしまい、挫折しそうな方
  • 最近英語を使う機会が減ってきたけど、英語力を維持したい方

この勉強法に向いていない人

  • 中学レベルの文法単語学び直しをされている方
  • 海外赴任や留学の予定があり、急いで英語力を身につける必要のある方

今日は、多聴について。

多読という言葉を聞いたことがありますか?

辞書を使わず好きな本をとにかくたくさん読み、全体の意味を掴む力や英語の語順に慣れていく力を養うという勉強方法です。

記事で詳しく書いています♡

多読は最強の英語学習方法!読むだけでリスニング力も鍛えられます

多聴は多読のリスニング版です。

”勉強してる感”から離れ、ちょっとした時間を有効活用してできる英語に耳を慣らす方法です。

英語学習をしていると、どうしてもやる気の出ない日や、集中できなくなることってありますよね。

そんな時に是非試してみてもらいたいです。

  

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多聴とは何か?多聴の効果とは?

  

これまで私たち日本人は、学校で”静聴”をたくさんやってきました。

文章の意味を100%理解するために注意深く音声を聴き、

必要であれば理解できるまで何度も音声を聴く。

答え合わせをして、知らない単語やフレーズはその度に覚える。

一つの文章を丁寧に自分のものにしていくやり方ですね。

 

一方、多聴は、英語をたくさん聴いて、意味が分からなくても止まらずに聴き続け、ざっと全体の意味を掴む学習方法です。

 

一部聞き取れない文章があってもOK。

知らない単語に出くわしても気にせず聴き続け、大まかな意味を理解できればOKです。

 

教材は何でもOKですが(下の方に私のおすすめを書いています)

自分のリスニングレベルよりも簡単すぎるかな?と思えるくらいのもの、気になって続きが聴きたくなる!という内容のものをおすすめします。

   

   

そして気になる効果について。

私は大きく2つだと考えています。

  

多聴の効果① 大まかな流れを掴む力を養うことができる

  

実際に英語話者と話している時や、リスニングの問題を解いている時を想像してみてください。

あなたは注意深く耳をすまして聴いていますが、突然聞き取れないワードが出てきて軽くパニックになってしまった!なんてこと、経験ありませんか?

その聞き取れなかったワードが気になってしまって、そのあとの話が全く頭に入ってこない・・・

そんな経験はきっと、誰しもが経験があると思います。

でも冷静に考えてみると、私たちはネイティブではないので、聞き取れないワードが出てきて当然ですよね。

そのような時、多聴に慣れておくと、このような場面に遭遇した時に聴き取れなかった部分をスルーして全体の意味を捉える力がついていくようになります。

特に会話の時なんて、相手が伝えたかったことを理解して、それに対する反応を示すことが重要ですので、

発言全部を100%理解することは二の次で良いのです。

そして特にreadingよりも、listeningにおいて、この力は重要になってきます。
(音は待ってくれませんからね💦)

 

多聴の効果② 前から順番に訳していく癖をつけることができる

 

英語学習において大切なのは「英語の語順に慣れる」ということです。

私は、この英語の語順に慣れることにとても苦労しました。(今もですが、、、)

日本語の語順で後ろから訳す癖がついていると、

短いセンテンスには耐えられても長い文章になると

「速くてついていけなかった」

「最初の方に何と言ってたのか忘れてしまった」ということが起こってしまいます。

これは無意識に後ろから訳そうとしてしまっているためなのです。

readingだと、ついつい目で後ろから訳してしまうことがありますが、

多聴の場合は否が応でも前から英語の順番で理解せざるを得ません。

始めは長い文章を聴くのが辛いですが、徐々に慣れていきますので、

前から順番に訳す、を意識して音声を聴いてみてください。

  

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多聴の肝はコンテンツ選び!これに全てかかっている

  

小説でも、ニュースでも、英語の教材でも、基本的には何でもOKです。

とにかく自分が楽しめるもの、続きが聴きたい!と思うものを選ぶことが重要です。

  

多聴おすすめ教材① TEDtalk

  

TED以上に素晴らしい英語教材は他にないんじゃないかと思うくらい、私はTEDtalkを溺愛しています(笑)

集中力を維持できる10分程度の動画、

メッセージが明確で視聴後に満足感を得られる、

速さの調整ができる、

膨大な数があって飽きない、

そしてなんといっても無料!

このブログでは主に私のおすすめtalkの解説を記事にしていますので、一度記事に目を通して大まかな話の内容を掴んでから視聴してもいいですし、反対に視聴した後に答え合わせとして記事をチェックしてみるのも、どちらの方法もおすすめです。

  

多聴おすすめ教材② Audible

   

オーディオブックって、皆さんは使ったことがありますか?

私は普段から、ビジネス書や経済書などの少し複雑な内容の本は、オーディオブックで聴くようにしているのですが。

その方がなぜか頭にスルスルっと入ってくるんです。

寝る前はスマホの画面を見ないようにしているので、音を聴いたまま寝落ちすることもあります🤤

私が使っているのは、Amazonのオーディオブックサービス「Audible」なのですが、

Audibleには「洋書」のカテゴリーがあって、その内容がとっても充実しているんです♡

なんと、2020年8月12日現在で、51,347タイトルもあります。

聴いてみたいタイトルが必ず見つかるし、スマホに入れてどこへでも持ち歩けるので、とっても便利なんです。

Audibleは、初めの一冊を無料体験できます。聴いてみたい本を一冊だけダウンロードして、すぐ退会することも可能なので、是非試してみてください。

Audible(オーディブル)を見てみる♡

Audibleの注意点

高いんです!

1冊あたり、3000円前後が相場といったところなので、普通に本を買うより割高です。

(ナレーターの方が読み上げてくれているので当たり前なのですが。)

でも!

毎月1500円の定額会員になれば、1冊分の音声がダウンロードできます。

つまり、3000円相当の本を実質1500円で聴けちゃうことになります。これなら普通に1冊洋書を買うのとそんなに変わらないか安いくらいですよね。

ちなみに、月に1冊以上読みたいときには、30%オフで購入することもできますよ。

毎月強制的に1500円が引き落とされるので、1ヵ月をタイムリミットにして1冊頑張って聴いてみる、というのも良いかもしれません♩是非、気になる方は試してみて下さい。

Audible(オーディブル)はこちらからどうぞ

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もし、難しいと感じたら・・・

  

当然、多聴を始めたばかりのうちは慣れなくて、何を言っているのか理解できない、集中力が続かない。。というお悩みが出てくると思います。

私が試してきて効果があった対策はこちらです。

対策① 教材を変える

  

難しすぎたり集中力が持続しない原因は、教材のレベルや興味があなたに合っていない可能性があります。

私も始めの頃は、少しでも役に立つものを、と思い、単語も易しそうだしと自己啓発本に挑戦してみたのですが、全然ダメでした(笑)

思えば日本語でもあまり好きなジャンルではないのに、なぜそこに手を出したのだろうと(笑)

このような時は、我慢して聴き続けるより、さっと次の教材を探しにいくのが良いと思います。

多聴も多読も、楽しまなければ意味がないので、好きと思える本を選びましょう♡

  

対策② 速度をゆっくりにする

  

ネイティブのスピードについていけないのは当然です。

TEDtalkも、Audibleも、速さの調整ができるので、0.75倍にして聴いてみてください。

  

対策③ スクリプトを見ながら聴く

 

私たち日本人の多くは、学校でreadingに注力して勉強してきた分、聴くよりも読む方が得意だと思います。

文字を追うことで、聞き取れなかった音や文章の区切り・切れ目を理解できるようになります。

なんだか答えを見ながら問題を解いていくような気がするかもしれませんが、英語の順番で、前から順に訳していく力が鍛えられているので、安心してお話を楽しみましょう。

  

駅やコンビニまでのちょっとした徒歩時間のおともに

  

多聴のいいところは、スマートフォンに音声さえ入れてしまえばどこでも聴けるというところ。

私はよく、通勤の電車内でTEDtalkやAudibleを聴いています。

音声をダウンロードして、AirPodsを耳につけてさえいれば、電波の入りにくい地下鉄でも、動きづらい電車の中でもスマホのボタンひとつで聴き始めることができます。

私にとっては、この通勤時間の”チョイ聴き”がちょうどいいんです。

この隙間時間に聴いていると、「もうちょっと聴いていたいな」というところで強制的にストップしてしまうので、次の隙間時間の楽しみができます。

毎日コツコツ、楽しみながら聴いています。

*********

いかがでしたか?

この多聴という勉強方法は正直なところ、即効性についてはあまり期待できません。

シャドーイングや瞬間英作文などに比べて、成果が現れるスピードはゆっくりだと思います。

でも、ちょっとした時間を有効活用したい時、ミリミリした勉強へのやる気が出ない時、ゆるっと英語を楽しみたい時、英語力を維持したい時にはとっても向いている勉強方法なので、是非日々の生活に組み入れてみてください♡

多聴をフル活用して、日本にいながら英語を浴び続ける環境を作り出しましょう。

それでは、また次回♡

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