【英語学習】1年間の孤軍奮闘記

おすすめ英語学習法

こんにちは、ricaです。

私は独学で英語を1日3時間勉強し、1年でTOEIC720点から920点、日常会話がそこそこできるようになるまで成長しました。

このブログではおすすめの勉強方法や、おすすめのTEDtalkについて書いていきます。

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英語学習再会のきっかけ

突然ですが、正直なところ私の英語力はまだまだです。

TOEICの点数は人に話しても恥ずかしくないし、日常会話であればあまり臆せずに話せるようになってきたものの、仕事で英語を使いこなすというレベルにはまだまだ到達できていません。

でも、1日3時間の勉強を1年頑張ってきたということは、声を大にして自慢したいです(笑)

やっぱり努力は裏切らないです。はっきりと成果も感じました。

なぜ1日3時間も英語の勉強をしたのか、やってみて実際どうだったのか、振り返ってみたいと思います。

もう英語の勉強なんて、一生やりたくないと思った

私、学生の頃から社会人である今までずっと、英語を中途半端に勉強してはやめて、また始めてはやめてを繰り返してきたんです。

ふと、「あ〜、そろそろ英語できるようにならないとやばいな。」と思うことありますよね。

昇進や転職にも必要だったり。

英会話スクールに通ってみたり、オンライン英会話を始めてみたり、TOEIC受けてみたり、短期留学の計画を立ててみたりと、本当にたくさんの時間とお金を費やしてきました。

でも、劇的な成果を得ることができなかったんですね。

そこで、もうアラサーなので、会社では中堅どころになっていくし、今回の英語の勉強を最後に、「英語できる人」になろう!って決めたのがきっかけです(笑)

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大人が1日3時間勉強するのって、不可能でしょうか?

1日3時間やろうと決めたのは、あるプログラムの話を聴きにいった時です。
(結局入会はしなかったのですが)

私たち働く日本人が英語を身につけるためには、1000時間の学習時間が必要だと聞きました。

なぜ、1000時間なのか気になったので調べてみたところ、

アメリカのFSI(外交官養成機関)の研究で、アメリカ人が日本語を習得するのに2200時間が必要だった、という調査結果が出たそうです。

Foreign Language Training - United States Department of State
The School of Language Studies (SLS) provides language and culture training to U.S. government employees with job-related needs. It addresses all aspects of lan...

一方で、英語と似た言語(フランス語やオランダ語など)の場合600~750時間、英語とやや異なる言語(ドイツ語やマレー語など)であれば900時間と、どれだけ英語に似ている言語かで必要学習時間が異なります。

日本語をはじめとする韓国語、中国語は最難関の2200時間でした。

ということは、日本人が日本語と全く似ていない英語を取得するのにも2200時間かかる、という仮説が立てられます。

そして私たちは、学校教育で1000時間、英語学習をしてきました。

残り1200時間を確保する必要があります。

1200時間を365日で割り算すると、3.28時間。

そこで、まずは1日3時間を1年続けてみようと思いました。

とはいえこの調査は、外交官養成所に所属する超優秀な人たちの場合の学習時間。

私のような凡人には、もっと多くの時間が必要になることは容易に考えられますが、まずは継続できそうなギリギリラインの3時間に挑戦してみようと思ったわけです。

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そもそも論:新しい言語を取得する時の流れ

1日3時間はとっても貴重です。

効率よく使わなければいけません。

まずは、外国語を学ぶ時の脳内がどのようになっているのか理解しました。

新しい言語を学ぶ際には、以下の5つの処理が働いています。

  1. 音を認識する
  2. 認識した音と意味を紐づける
  3. 頭の中で言いたいことを思い描く
  4. 3を頭の中で言語化・文章化する
  5. 4を口に出す

順番にみていきたいと思います。

① 音を認識する

聞こえてきた音が、なんと言っているのか理解するステップです。

「オーロバス」と聞こえた時に、これが何を意味するかイメージできますか?

これは、英語で書くとAll of usですが、実際には上記のように聞こえます。

学校では「オール・オブ・アス」と読み方を習うので、ここが簡単には紐づきにくいのも当然ですよね。

これはリンキングと呼ばれる音声変化です。

この単語とこの単語がくっついたときに、こういう音声変化が起こるんだ、という理解がないと、単語そのものは簡単なはずなのに、なんと言っているのかわからない、ということになります。

これは一例ですが、他にも、「そもそも単語自体を知らないから分からない」「日本語にはない聴き慣れない音を認識できない」「スピードについていけない」等の原因があります。

この音声認識は、慣れれば慣れるほど高速化・自動化されていきます。

② 認識した音と意味を紐づける

聞こえた音を、脳内の単語データベースや文法データベースと紐づけて、意味を理解する、というステップです。

リスニングをしているときは、この①と②のステップがぐるぐる回っています。
①の音声認識に時間がかかってしまうと、この意味理解の方にまで頭が回らなくなります。

リスニングの問題を解いていて「何と言ったか聞き取れてはいるが、意味はなんだかよくわからなかった・・・」という現象はこのためです。

③ 頭の中で言いたいことを思い描く

③以降はスピーキングのスキルになります。

英語に限らずですが、発言の内容を考えるというステップです。

雑談でも、議論でも良いですが、そのような状況下でちゃんと自分の意見を言えるかどうかって、英語が話せる・話せない以前に大事なことですもんね。

英語では特に、結論から論理的に話すということが強く求められます。

④ 言語化・文章化する

ここでは文法や単語の知識、瞬発力が重要になります。

言いたいことを英単語に変換し、文法ルールに沿って文章を組み立てて・・・という行為をいかに高速化できるかが、流暢さに関わってきます。

⑤ 発言する

④のステップで組み立てた文章を発声します。

ここではせっかく正しい文章を組み立てても、発音やイントネーションなどが間違っていたりすると伝わらない可能性があります。

rica
rica

私の場合、①・③・④を強化する必要があると思いました。

①はシャドーイングでリンキングのパターンを学び、さらに多読多聴で大量インプットして慣れていく
③はオンライン英会話であらゆるトピックに対して自分の意見を持てるように訓練する
④は瞬間英作文で瞬発力を鍛える

といった対策を立てました。
あとは、これを1日3時間、粛々とこなしていくだけです。

1日3時間、やってみた。

まずは何を捨てるか考えた

1日3時間、ぼ〜っと過ごしている人なんていませんよね。1日24時間でも足りないってほどに忙しい人が多いと思います。

私もフルタイムで働いており、残業も決して少なくなく、暇な時間なんてほとんどありません。

それなら、やはり、今何かに使っている時間を諦めて、英語に捧げるしかないんです。

私は、ちょっとの睡眠時間と、飲み会の時間を諦めました。

普通の社会人ricaの1日のスケジュール

平日の場合は、こんな感じで過ごしていました。

6:00  起床
7:00  家を出発
8:00  会社の近くのカフェで勉強(1時間)
9:00  仕事開始
20:00 帰宅、家で勉強(2時間)
22:00 自由時間(夕食、お風呂、ネット、寝る準備など)
0:00  就寝

rica
rica

夕飯は帰宅してすぐに済ませることもあったし、21:00くらいまで残業した日は自由時間を削ったり寝る時間を遅くしたりしてました。

ちょーっときついけど、まぁいける、って感じです。

ここに飲み会が入るときには、朝の勉強時間を2時間にしたり、その日は諦めて次の日にカバーする、などしていました。

ほとんど勉強できずに1日を終えることもありましたが、そんな日もあるよねと割り切って、気にしないようにもしていました。

あとは、友達との食事やデートは週末に寄せるなどして、工夫もしていましたよ♩

3時間、という具体的な数字の目標があると、そこに向かって頑張りやすいものです。

1年の孤軍奮闘の結果、どうだったのか。

結論から言うと、本当にやってよかったです。

冒頭にも書きましたが、正直言って、「海外メンバーとの会議で活躍する私」にはほど遠いところに落ち着きましたが、

  • TED talkは2~3回聴けば意味が分かるようになった
  • 一切対策をせずに受けたTOEICが920点だった
  • ノンネイティブであれば会話に参加して難なくコミュニケーションが取れるようになった(ビジネスではなく、日常会話に限りますが)

などなど。自分としてはかなりの成長を感じました。

と同時に、やっぱりネイティブ並に話せるようになること、仕事で使えるレベルの英語を身につけることの難しさを思い知りました。

1年間、ちょっと付き合いが悪い人になりましたが、今となっては皆そんなこと忘れています。というか、誰も気にしていなかった(笑)失うものは何もなかったです。

今は、ライフステージの変化があり、3時間の勉強はしていませんが、せっかく身につけたこの英語力を落とさないよう、多読とTEDの視聴は続けています。

これが続けられているのも、努力を無駄にしたくないという気持ちと、1年間で自分が好きと思える勉強方法に出会えたおかげですね。

モチベーション維持のTips

最後に、モチベーションをどうやって維持してきたのかについて。とてもささやかですが。。

忘れるのは仕方ないと割り切ること

エビングハウスの忘却曲線という研究があります。人は、せっかく覚えたことを24時間後には3割しか留めておけないそうです。

なんて悲しい生き物なのでしょう。

ですので、私たちにできることといえば、繰り返し繰り返し復習して、長期記憶に定着させることのみ。

当たり前のことですが、これを我慢してやれるかどうかが、成果を生む人とそうではない人の違いだと思います。

Studyplus というアプリがおすすめ

学習記録管理アプリです。

これは絶対使った方が良い!おすすめです。

使い方は家計簿アプリと似ています。
まず、自分が学習する教材を登録しておいて、勉強した時間を登録するだけ。日と教材ごとに、勝手に集計してくれます。

rica
rica

金曜日は飲み会だったみたいですね(笑)

このアプリはSNS機能もついていて、同じような勉強をかんばっている人にコメントしたりいいねしたりできます。
私はSNS機能は使っていませんが、毎日3時間を目標にしているので、3時間達成するまで頑張る!と意地になってなんとか達成していました。(笑)

もちろん無料で使えるので、是非ダウンロードしてみてください。

もし、私のように英語学習をこれで最後にしたい!もう中途半端はイヤ!と思う方がいましたら、是非、一ヶ月だけでも、三ヶ月だけでも良いので、1日3時間ルールを試してみてください。

まだまだStayHomeが続くと思います。

日々の成果はほんのちょっぴりかもしれませんが、数ヶ月後には大きな成長を必ず感じられるはずです。

一緒に頑張りましょう!

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